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スワロフスキー ホットフィックスについて

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スワロフスキー®・ホットフィックス フラットバック

裏面に熱接着タイプの接着剤が塗布されたタイプの商品がホットフィックスタイプとなり、
布等への施工、貼り付けを前提として製造されている商品となります。
形状、カット等が異なる様々な商品がありますが、最もスタンダードなものとして
ラインストーンと呼ばれる2000、2038、2078となります。
これら三点の商品はカットは異なりますが形状が近い為、同一の商品として同じデザイン
の中で使用されることもあります。
主な用途は前述のよう布等への接着となり、レオタードやドレス、通常の衣服や帽子、
靴等にも使用されます。
サイズ展開、カラー展開も豊富な為、様々なデザインが可能となっており、ワンポイント
としての使用から様々なカラー、サイズを使用したモチーフとしての使用まで様々な場所
でその輝きを放っています。
衣装や衣服、バッグや靴といった布等への貼り付けという点から3000番台の
ソーオンストーンとともに用いられることが多い商品でもあります。
3000番台には独創的な形が多く、ラインストーンと合わせて使用することによってデザイン
の幅は大きく広がるでしょう。
尚、ホットフィックスの接着に関しては生地の素材、厚み、状態等によって適切な温度、
時間等がそれぞれ異なる為、正確な時間や温度等を算出することは非常に困難となって
おります。
実際に使用される生地と同様の端切れ等にてテストを行うことをお勧めいたします。

下記はスワロフスキー ホットフィックス 公式カタログ 2020 / 21AWとなります。
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下記はスワロフスキー社製ホットフィックス使用方法となります。

ホットフィックス熱接着時におけるアイロンの温度と時間(秒数)の目安

生地の材質 120℃ 130℃ 140℃ 150℃ 160℃ 170℃
ポリエステル 20 17 14 11 8 5
綿 15 13 11 9 7 5
リネン 15 13 11 9 7 5
ウール 25 22 19 16 13 10
レーヨン 18 15 12 9 7 5
チュール 絹 13 12 11 9 7 5
デニム 25 23 21 18 15 12
伸縮性ポリウレタン 25 21 17 13 9 5
メリヤス 15 13 11 9 7 5
スエード 35 30 25 18 13 8
シルク 14 13 11 9 7 5
合成繊維 10 9 8 7 6 5
フェイク ファー 60 50 40 30 20 10

【接着の前に】
◇接着面に防水加工などが施されていると接着剤が浸透しませんので、
水滴を落として水分が浸透するかどうかをご確認下さい。
◇接着作業を行う台が平面であることをご確認下さい。
◇オーガンジーなどの非常に薄い素材、皮革、合成皮革、表面加工が施された生地など
浸透性の低い素材は弊社ホットフィックスの誤使用には適しません。
◇アイロンをご使用の場合にはスチームが出ないよう設定し、シルク・ウール用に温度を設定(最高170℃)して下さい。
【温度】
◇120℃~170℃
【加工後のお取り扱い】
◇洗濯
裏表にした上、ネットに入れる
デリケート素材の洗濯に使用される洗剤を使用
デリケート素材のモードに設定
漂白剤使用禁止
★やはり洗濯されると多少はがれます
◇その他
加工後にアイロンをかけると、接着剤が溶けることがあります。あまり長い時間アイロンをあてない様ご注意下さい。
弊社は卸のため細かいことは存知かねますが、一般的なアイロンでの作業はやりにくいと聞きております。

HFで接着しやすいもの:綿 / 麻 / ウール / シルク / レーヨン / キユプラ / トリアセテート /
    ナイロン / ポリエステル / スエード等 / 天然皮革全般 / エクセーヌ等 / etc…

HFで接着が難しいもの:アセテート / アクリル / ポリウレタン / 油なめし / エナメル加工品 / etc…